脊柱管狭窄症は、背骨の中にある神経の通り道(脊柱管)が狭くなった状態をいいます。
原因は椎間板や骨の変形、側弯症、背骨を支える靭帯の肥厚など様々。
椎間板ヘルニアと症状が似ています。違いは神経や血管を圧迫しているのが「髄核」か「脊柱管の狭窄」かです。
特徴的なのは、歩いているとしびれや痛みが出て休むとまた歩けるという間欠性跛と言われるものです。
脊柱管狭窄症は基本的には自然治癒しないと言われています。
ただし、脊柱管狭窄症は部位や状況によっては改善が見込めます。
自分のタイプを知るためにまずはMRIで画像診断を行いましょう。
保存療法が選択されたのであれば、あなたの症状は改善できる可能性が広がります。
脊柱管狭窄症が起きている事実とはしっかりと向き合う必要があります。
「加齢のせいだから仕方ない」と考える方もいるかもしれませんが、脊柱管狭窄症を発症する割合は50歳以上で13%と言われています。
加齢だけが原因であればもっと多くの人がなっていてもおかしくありません。
発症した人には発症しない人より日常生活の中で腰に負担をかける姿勢、動作のクセの割合が高いのです。
脊柱管狭窄症は悪化する割合も低くないため、分かった段階から姿勢や動作のクセを改善することで症状の悪化を防ぎましょう!