こんにちは！
腰痛整体FUKUROHの村越です。
今日はレントゲンやMRIなどの画像診断と痛みの関連についてお話ししていきます。
カナダの研究
さっそくですが、カナダでおもしろい研究がありました。
事情を知らない医師2人に腰痛のない46人の人の背骨の画像診断を行ってもらった結果、なんと76％に「異常がある」と診断したとのこと。
この結果から言えることは、たとえ医師でも背骨の画像を見ただけでは腰痛を判別することは難しいということです。
痛みを見つけるためには？
レントゲンやMRIなどの画像診断は、背骨の異常を見つけるためには有効ですが、「痛み」を見つけることには不向きです。
では、痛みに困っている人には何が必要なのか？
それは問診・徒手検査です。
「痛みが出るのはどんなときか」
「どんな痛みかたか」
「しびれや肌の感覚はおかしくないか」
「背骨の状態がどうなっているか」
など、目で見て触ってみることで分かることがたくさんあります。
たとえ腰に痛みが出ていても、その原因が実は肩にあったり、膝にあることも少なくありません。
ベテランの医師やセラピストであれば腰だけではなく、全身を診ることに重きを置きます。
まとめ
画像診断で分かることはたくさんあります。
しかし、背骨が変形しているから必ず腰痛があるわけではありません。
腰痛の本当の原因を特定するには問診や検査がとても重要になります。
医師が対応できない細かい部分をみていくのがセラピストの仕事だと思っています。
画像診断で変形が原因と言われても、痛みの原因は他にもあるかもしれません。
「変形しているから改善もみこめないんだ…」と諦めている方がいましたら当院で一度検査をしてみませんか？
あなたのお力になれることがきっとあるはずです。
腰痛整体FUKUROＨ
柔道整復師 村越
